勝手に神曲ランキングトップ10 “L’Arc-en-Ciel”

みなさん好きな歌手はいますか?
ぼくは昔からずっとL’Arc~en~Cielが大好きです。
ジャンル問わずなんでもだいたい聴くんですが、ラルクに関しては中学生のころからずっと好きなんです。
そんなラルク好きのまさとみが、勝手に神曲ランキングトップ10作っちゃいます。
個人の見解なので異論は認めません←笑
10曲にまとめるのなかなか難しいけど、選んでみました。
ここだけの話、好きな曲をとにかくあげてみたら30曲くらいでてきたので、かなり苦しい中選びました笑
それではどうぞ。
第10位 “夏の憂鬱 [time to say good-bye]”
シングル:3作目 | リリース:1995年 | 作詞:hyde | 作曲:ken |
10位は“夏の憂鬱 [time to say good-bye]”です。
メロデイがどこか昭和チックというか、歌謡曲なリズムというか、心が落ち着くような音楽です。
ラストの
あぁ何を信じて歩けばいいの?
出典:夏の憂鬱 [time to say good-bye]
の曲調がすごく好き。
大切な人を失くし、途方に暮れ、もやもやが募る夏。
いいかげん、秋に差し掛かるからもう忘れようとする。
でもその実際の気持ちと、前に進もうと早る気持ちのギャップ大きすぎて、最後に爆発。
何を信じればいいの?
はぁ、夏の憂鬱だぁ…って感じですね。
どんどん力を溜めて最後に盛大になって力果てるようなhydeの歌い方は最高に響く。
第9位 “ガラス玉”
アルバム:heavenly(3作目) | リリース:1995年 | 作詞:hyde | 作曲:ken |
アルバム曲なのに超有名なガラス玉。
イントロからずっと静かでゆっくり流れる時間のイメージが、サビに入ると盛大なります。
泳ぎ疲れ、夜の海に沈んでいく歌です。
口からこぼれるのはまるでガラス玉のよう。
音のない静かな水の中、いよいよ力尽きるというとき、
今までの記憶や思い出が一気に走馬灯のように流れていく。
あヽこのまま僕は消えてしまいそう
出典:ガラス玉
into the silence
生命の淵を歌った、儚くも綺麗な曲です。
第8位 “あなた”
アルバム:HEART(5作目) | リリース:1998年 | 作詞:hyde | 作曲:tetsu(現tetsuya) |
最強のバラード。
作詞したhydeは「亡くなった祖母を想って作詞した」とのこと。
その言葉通り、姿形はないけれど、いつも胸にはあなたがいる。
不安な夜でも、嵐が来ようとも、もう迷わない、進んでいける。
胸にずっとあなたがいるから。
胸にいつの日にも輝くあなたがいるから
出典:あなた
涙枯れ果てても大切なあなたがいるから
あなたがいるからって歌詞を繰り返しているところが心に沁みます。
第7位 “I’m so happy”
シングル:風にきえないで(4作目) | リリース:1996年 | 作詞:hyde | 作曲:hyde |
第7位は作詞、作曲ともにhydeが担当した、風にきえないでのカップリング曲。
歌詞を解釈するのは本当に難しい。
とにかく何か病に侵されており、狂ってるようです。
ちょっとヤンチャっぽさのある言葉選びがかっこいいです。
君たち~とか、つけが廻ってきたようだ~とか。
そんなヤンチャな中でもキレイなシーンがあります。
髪に 肌に 今も 触れていたくて
出典:I’m so happy
涙 濡れた 瞳
声に 指に 笑顔 想うのはあぁ
あなたのことばかり
ここはものすごく綺麗。途切れ途切れの使い方だったり、
あなたを想う気持ちが抑えきれない感じが特にいい。
その後の”I love you”9連発はカラオケでも少し恥ずかしい笑
第6位 “虹”
シングル:7作目 | リリース:1997年 | 作詞:hyde | 作曲:ken |
ここできました、虹です。
メンバーであるsakuraの逮捕後にでたシングルで、唯一3人でだした曲です。
虹はL’Arc~en~Ciel(フランス語)を和訳したものにもなります。
どんなに雨が降ろうが、雨は必ず止み、きっと空には綺麗な虹が掛かっているだろう。
という希望を込めた歌でもあります。
個人的に好きなところはやはり途中のセリフ部分
記憶の天秤にかけた
出典:虹
ひとつの傷がつり合うには百の愛を要する
けれど心は海岸の石のように波にもまれ
沢山の傷を得ることにより 愛は形成されていく
このひとつの傷っていうのは、かなり大きい傷のことなんだと思う。
それはsakuraの犯した罪であったり、メンバーが何もできなかったことであったり。
いままで積み重ねてきたものは、ひとつの出来事でひっくり返されたりする。
けれどそれは、大なり小なり、良いも悪いも含め、いろいろな出来事を重ねて成長してきたということでもある。
傷は消えないし、忘れることはできないが、
それを胸に、また一歩踏み出そうという決意が伝わってきます。
また、自分のことのように人を愛せる人でありたい。
そういう気持ちを芽生えさせてくれる曲です。
第5位 “Pieces”
シングル:16作目 | リリース:1999年 | 作詞:hyde | 作曲:tetsu(現tetsuya) |
Piecesは、PVが物語になっており、超短編映画のように見応えがあります。
- #0 Preview
- #1 Prologue→1899年(Sicily)
- #2 Long Preview
- #3 From London to Warsaw→1927年(London)→1949年(Warsaw)
- #4 HongKong→1964年(HongKong)
- #5 From Chicago to New York→1972年(Chicago)→1999年(New York)
こちらの特設サイトから物語の詳細がわかります。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/LArc-en-Ciel/Pieces/
「今から100年の後、この1本の短剣がこの世の終末をもたらすように…」
と呪いをかけられたナイフの100年の物語。
各年数、あらゆる国において、ナイフの呪いが身近な人を襲いますが実は、
願いと希望を込めた壮大なバラード曲。
あぁ 私のかけらよ力強くはばたいてゆけ
出典:Pieces
振り返らないで広い海を越えて
第4位 “叙情詩”
シングル:27作目 | リリース:2005年 | 作詞:hyde | 作曲:ken |
こちらのPVもすごくいい。
幻想的で、アート好きな人ははまります。
ルネサンスやロココの時代のコラージュ作品で彩られてます。
また、歌詞も綺麗というか、神秘的で幻想的で華やかな印象です。
The love to you is alive in me. wo- every day for love.
出典:叙情詩
You are aside of me wo- every day.
この歌詞は、このような意味になります。
あなたへの愛はいつも私の中で鼓動を続けているんだ。
いつでもあなたを愛するために。
だからあなたはずっと私のそばにいるんだ。
とにかくラルクらしく幻想的で言葉選びが神秘的です。
第3位 “Blame”
アルバム:Tierra(2作目) | リリース:1994年 | 作詞:hyde | 作曲:tetsu(現tetsuya) |
第3位きちゃいました。
Blame!
スタッフに「なぜシングル化しないのか」と言われるくらいの名曲。
テンポもいいし、曲調もかっこいい曲です。
Blameということで罪を責めることという直訳になりますが、
Please don’t Blame it on me
出典:Blame
という歌詞の通り、罪を責めないでと言っています。
ここでの罪とは誰しもに当てはまることだと思ってます。
一般的な犯罪というよりは、あのときこうしてた方が良かったのかな
という選択を誤ったことに対しての気持ちだと解釈。
もう一度あの二つに別れた道へ
出典:Blame
という歌詞から始まるのはそういうことです。
ある意味、この曲はリピートで聴くと無限ループに陥るかもしれない笑
第2位 “What is love”
アルバム:ark(6作目) | リリース:1999年 | 作詞:hyde | 作曲:tetsu(現tetsuya) |
第2位はWhat is love!
同性愛をテーマとした曲です。
個人的にこのまったりとした曲調と、テンポのいいサビとの切り替わりが好きです。
染められた空の赤に僕は君は沈んだ
出典:What is love
宛のない足跡を残したまま
なぜこんな美しい歌詞が書けるんだろう。
What is love?とささやくところもいいですね。
情景が浮かんできて魅力的な歌詞が特徴のこの曲が第2位になりました。
第1位 “the Fourth Avenue Café”
シングル:29作目 | リリース:2006年 | 作詞:hyde | 作曲:ken |
映えある第1位はthe Fourth Avenue Caféです!
多分これは僕の中で不動のナンバーワン曲です。
ちなみに少しの間“るろうに剣心”のエンディングテーマを飾ってました。
ラルクファンの中でも人気がトップの曲です。
恋の終わりを切なく歌い上げた歌詞が特徴の歌。
途切れない気持ちなんて
出典:the Fourth Avenue Café
初めから信じてなかった
曲の初めからすでに予感がありました。
分かっていても気付かない振りして
出典:the Fourth Avenue Café
溺れていたよいつでも
誰かのこと想ってる横顔でも素敵だったから
・・・
さよなら愛をくれたあの人はこの瞳に揺らめいていた
さよならを告げたあの人は違う人を瞳に映している、だけど僕はまだあなたを瞳に映したまま。
さよなら愛をくれたあの人は遠い空に恋い焦がれて
出典:the Fourth Avenue Café
非常に切ないですね。
不倫なのか?はたまた届かぬ人(芸能人とか)への想いなのか?
解釈は人それぞれだと思いますが、僕は届かぬ人への想いだと思ってます。
さらにはその届かぬ恋も実らぬまま、別れを迎える。
というなんとも切ない虚しい歌だと思ってます。
だからこそ最後に溜め息がこぼれたんでしょう。
最後に
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
もちろん意見はそぞれで、解釈もそれぞれです。
人の数だけ考えがあるので、違った角度の考えもあれば知りたいですね。
ラルクの良さは全員が作詞作曲できるところ。(今回yukihiroなかったけど)
それではこのへんで。
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