masakiです。
キングダムを読んでみた感想を書いてみました。
単行本ごとに記事にしていますので、ぜひ覗いてみてください。
第1話 無名の少年
まずいきなり李信将軍が登場です。
ここではあの王騎の矛を持ってますし、鎧や馬の装備など、これからの物語の伏線となるシーンが描かれているのではと思います。
はじめに山奥で仕合いをしている信と漂のシーンから始まるわけですが、
333勝332敗587引き分けで漂の勝ち越しって、どんだけの仕合いをしているんだ。。。
しかも木剣とはいえ本気でぶつかり合っているのでビビります。
そんなある日、いつも通り仕合いをしていると見知らぬオッサンが登場。
昌文君!
秦国の大臣である昌文君は来て早々に漂を王宮に連れて行くと言います。
王宮で仕官できるので待遇もさぞいいでしょう。
信は連れて行くことができないらしく、一日悩みますが行く決心をつける漂。
僕だったらきっと二つ返事で行きます。笑
それから月日が経ち、王弟の反乱によって王宮内が大変なことになってしまいます。
そんな中、信の不安が的中してしまい、血だらけの漂と対面することに。。。
一緒に天下の大将軍になるという夢が描かれたばかりなのに、それが叶わぬ夢となり、命を引き取る漂のシーンはきついです。
いきなりBADなスタートを切り、戦国時代の厳しさを突きつけられた印象です。
第2話 地図
苦楽を共にしてきた漂が死んで、感情の行き場をなくして暴れる信。
ボロ小屋だとしても素手で殴って壁を壊すほどの馬鹿力はすごいですね。
混乱している信に対して、里典の子である”有”が一発殴って目を覚ませます。
有、小さいのにエライ!!
「漂の死を無題にするなよ」なんてなかなか言えません。
漂から託された地図をもとに黒卑村に向かう信。
黒卑村では、刀、釘バット、マサカリを持った3人組に襲われますが、信は彼らを一瞬で倒してしまいます。
さらに王勢のチンピラに襲われても、力、スピードで圧倒的に上回って無双状態の信。
強い!強いぞ信!!
一方、漂を追ってきた刺客が里典一家の前に現れて、有が左足を負傷することになります。
有。。。父親をかばって負傷するなんて・・・。
この家族、出だしは嫌な感じで描かれてましたが、実のところは思いやりのある家族だと思います。
そして目的地に着いた信は、ボロ小屋の中で死んだはずの漂と出会うことに・・・。
第3話 身代わり
死んだはずの漂だと思っていた人物は「政」と名乗りました。
そう、秦の王”嬴政”だったのです!(当然)
刺客がとうとう追いつき、信と対峙するわけですが、なかなかいい勝負をします。
刺客は”朱凶”を言われ、暗殺200年の歴史をもつ一族です。
そんな朱凶とほぼほぼ互角の勝負をする信ですが、やはり相手は格上。
「五年早かったな!」と言われダメージを負います。
たったの5年なんだ・・・と思ったけどここは黙っておきましょう。
その後、漂の無念を晴らすべく再び立ち上がる信は、さらに力が増し、朱凶を打ち取ることに成功します!
第4話 反乱軍の手
秦の王都”咸陽”では、王弟である”成蟜”が登場します。
まだまだ幼い子とは言え、なかなかの悪人ヅラです。笑
一方、信たちの方は、王弟の軍が追ってきて一大事に!
そこに助けに入ったのが”河了貂”!
黒卑村の抜け道に詳しく、案内してくれることに。
河了貂かわいい!
ということでまだまだ幼い3人のチームが結成されたのです。
第5話 異母弟
地下道に潜り、黒卑村からの脱出を謀る3人、ここで秦国について少し説明が入ります。
嬴政の祖父”孝文王”は在位わずか3日でこの世を去り、次王についた父”荘襄王”も3年で死に、13歳という若さで王位につきました。
王が若いゆえに、大臣である、右丞相”呂氏”と左丞相”竭氏”による権勢争いが絶えない状況だったようです。
その中で王弟の”成蟜”と左丞相”竭氏”が繋がっていたことが回想されます。
それにしても竭氏はだらしない身体ですね。
混浴している女性陣も辛そうです。
そして成蟜は本当に悪質なやつでした。
希望に満ち溢れた”敦”という武士が見せしめに殺された瞬間は最悪ですね。
呂氏が大軍遠征により不在の中、嬴政を暗殺する計画を企て、2人は組むことになります。
なんとも腹黒い話です。
第6話 漂の決意
信と河了貂は、嬴政から漂の決意を聞かされることになります。
王弟勢力の力が強まっている中、たまたま瓜二つの顔立ちをしている漂を見つけ、王の身代わりとして迎え入れたこと、それを漂は引き受けたこと。
それは相当な覚悟だったと思います。
天下の大将軍を夢見るために、信と1000をも超える仕合いをし、下僕という立場でありながら希望に満ち溢れ、王宮に仕えることができた矢先の出来事ですからね。
自分自身の夢よりも国の存亡に命を賭けた漂は、すでに大将軍にも劣らない行動をしたと思います。
そしてそんな漂の想いを引き継ぎ、信は決心しました!
13歳前後の子どもにここまで選択を迫られるなんて、とても険しい世界です・・・。
第7話 南方から来た刺客
嬴政について行く決心をした信たちに対して、追手は南越から連れて来た”ムタ”という刺客を用意します。
「だべ」とか「んだんだ」といった田舎特有の語尾をつけて話すのが特徴的です。
それにしてもムタの服装はどう見ても、るろうに剣心の宇水とそっくりです。
そしてそして、この話の最後にはついに”王騎将軍”が登場します。
完全に変態キャラとして描かれているような・・・笑
第8話 秦の怪鳥
この顔、完全に変態です。
王宮の権勢争いには全く興味を示さなかった王騎ですが、昌文君の領地を得ることを条件に参戦した模様です。
そして信たちは、400年前の秦王の隠れ避暑地を目指して突き進み、無事到着しました。
さいごに
以上で1巻の感想を終わります。
キングダムは何度読み返しても面白く、かなり描き込まれた作品です。
改めて読み返すと新たな気付きがあるのも面白いですよね。
それではこのへんで。